Windows VistaからWindows8にアップグレード
7年前に発売されたVAIO TZ90SをWindows VistaからWindows8にアップグレードしてみました。
アップグレードしたのは、SONYのVAIO VGN-TZ90S 2007年5月に発売されたモデルで、コンパクトで持ち運びなんかにも非常に便利なのですが、最近は動きが遅くなってきており、ネットなどで見てみてもVistaからWindows8にアップグレードした方が動きが良くなると言う事で調べてみると、OS自体がこれまでの物より軽く動作するように作られているとの事と、2013年1月31日まで3,300円でアップグレード版が購入できると言う事で、早速アップグレードしてみる事にしました。
今回Windows8へとアップグレードしたPCのスペックですが、
SONY VAIO VGN-TZ90S VAIOオーナーメードモデル
インテル Core 2 Duo プロセッサー U7500(1.06 GHz)
メモリ2G
Windows Vista Home Basic
HDD 2.5型 約160GB(Serial ATA、5400回転/分)
パーテーションCドライブのみ
光学ドライブなし
というものです。
正直発売後約7年も経ったPCがスペック的にアップグレードできるのかという心配もありましたが、マイクロソフトのサイトから「Windows8アップグレードアシスタント」という今使っているPCがWindows8にアップグレードできるかどうかをチェックするためのソフトが用意されており、そのままWindows8をダウンロード購入できます。
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-8/upgrade-to-windows-8
「Windows8アップグレードアシスタント」を実行し少し待ってみるとチェック結果が表示されました。
気になる「用確認:26項目」と「互換性があるアプリとデバイスをWindows8に再インストールする必要があります。」の表現です。
Windows7からのアップグレードの場合は、互換性のあるアプリケーションをそのまま引き継げるようですが、VistaやXPからの場合は互換性があっても自分で再インストールする必要があると言う事のようです。
互換性の詳細を見るをクリックすると「用確認:26項目」の意味を確認する事が出来ました。
Windows8では動作しないかもしれないアプリやドライバーなどが一覧で表示されていました。私のPCでは、Bluetoothやフェリカポートなどのドライバーを新しいものにする必要があるとの事で「更新プログラムが利用可能です」と言う部分をクリックすると該当ドライバー等のダウンロードページにジャンプしますのでそちらでUSBメモリーにダウンロードしておきました。
また「保存(S)」ボタンを押せばこのWEBページを保存できますので、USBメモリーに保存しておけば後でこの情報を確認できるので便利です。
そして「次へ(N)」ボタンで進むと引き継ぐ項目を選んでくださいとの事でしたので進むと「引き継ぐ項目を選んでください」の画面で引く継ぐ項目を選べます。
私の場合は、サブ用と言う事もありこの際コンピュータ内のリフレッシュも兼ねて「何も引き継がない」を選択しました。Windows7やメインマシンをアップグレードされる場合などは、設定を引き継いだ方が良いかもしれません。
次へボタンを押し、購入画面で注文が確定するとダウンロードが始まります。
ダウンロードするファイルのサイズが2G程あるので、ネット回線状況により時間が掛ります。
ダウンロード完了後は、すぐにアップグレードする・メディアを使ってインストールする・後でデスクトップからインストールするのいずれかを選択できます。
またVistaかWindows7の場合は、DVDメディアへインストールディスクが書き出せるようですが、あいにく光学式ドライブ未搭載ですのでそのままアップグレードを済ませました。
私の場合はOSのインストールが完了するのに約1時間ほど掛りましたので、時間のある時にアップグレードするのがお勧めです。
アップグレード後の作業や、感想はまた次の機会に。
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